北海道最大の200万都市を眼下に眺める藻岩山は、函館山よりも約200mも高い標高531mに位置する。山麓から中腹まではロープウェイ、中腹から山頂までは“もーりすカー”(ミニケーブルカー)、または徒歩で向かう(冬期間は“もーりすカー”のみ)。眺望は石狩平野一面に都市光の輝きが広がり、“光の絨毯”や“宝石箱”という表現にふさわしい壮大な光景だ。札幌で最も有名な夜景スポットだが、晴れた日はシンボリックな月灯りが加わり、さらに魅力を増した夜景も楽しめる。「日本百名月」認定登録地としても登録された市内随一の名月スポットとされ、夜空に映えた名月との共演は全国の夜景ファンも唸らせる。