全国的な知名度を誇り、札幌の初冬を彩る風物詩となった「さっぽろホワイトイルミネーション」。昭和56年に1048個の電球からスタートし、日本におけるイルミネーションイベントの元祖的存在。その歴史は深く、開催当時はニューヨークのクリスマスツリーにならって電飾が施された。雪景色との共演を試みたイルミネーションの美しさに惹かれ、世界各国から多くの観光客が訪れている。各丁目にテーマカラーが設定され、ユニークなデザインの立体オブジェが彩られるなど、雪とのコラボレーションがより神秘的なものに昇華されている。なお、バイオディーゼル燃料発電やグリーン電力も導入し、エコイルミネーションとして自然環境にも配慮したイベントとなっている。