札幌を代表する冬の風物詩で、毎年2月上旬に開催される雪と氷の祭典だ。昭和25年に地元の学生が6つの雪像を大通公園に展示したことに始まり、まさに「夜景文化発祥の地・札幌」を確立させた存在。200万人以上の人々が国内外から訪れている。大通公園1~12丁目の約1.5kmには大小さまざまな雪像、すすきの会場では氷像が展示。日没後はライトアップが施されるほか雪像プロジェクションマッピングなど、幻想的な雰囲気が楽しめる。区画毎の大雪像は溢れるインパクトとフォトジェニックな光景を創出。さっぽろホワイトイルミネーションの開催期間とも一部重なるため、ふたつを組み合わせて楽しむ人も多い。伝統を守りながら革新的技術を取入れて進化を遂げるイベントに目が離せない。